毎月開催されてきたボッチャ練習会も、お陰様で順調に第7回を迎えることができました。お正月気分も抜け、今年初の練習会では今までの練習の成果が現れていて、勝敗の決着が難しい場面も多々、定規の出番が多かったようです。この度は最年少(幼稚園の年中組)の参加者も障害者と健常者に交じってプレーを楽しみました。また、練習の合間には渡辺先生の貴重なお話しをうかがい、ボッチャに関連した情報や知識を深めることもできたので、みなさんとシェアしたいと思います。
渡辺先生のお話しー
障害者は、普段の生活のなかで自分と同じレベルの仲間を見つけることが難しいのですが、ボッチャの会場ではそれが可能なのです。そしてその仲間との交流は、ボッチャの上達法などに関することだけにとどまらず、SMSやSNSなどを使って、お互いの日常生活の様々な問題やその解決方法などの情報交換をして、上手にコミュニケーションをとるまでに発展しているそうです。また、寝たきりの重度の障害者が、呼吸に伴う胸の動きを使ってボッチャをプレーしているという驚きの事実や、楽しい上に怪我などをする心配のないボッチャで社内交流をはかる会社もでてきているとか。改めて「万人のスポーツ、ボッチャ」の層の厚さに感心しました。
洋子さんは、毎回参加されて腕を磨いてきました。「最近は距離感もついてきたし、ランプの使い方も分かってきたので楽しいです」いつもニコニコ、本当に上達しましたね。
先生から「足でボールを蹴ってもいいんだよ」と言われ、洋子さんは全身を使って一番自分に合ったプレーを見つけていました。
洋子さんの書道の作品が、会場の壁に飾られています。洋子さんは何事にも前向きなんですね。素晴らしいです!
ボッチャ練習会もいよいよ来月2月2日(土)が最終回です。ぜひご参加ください。お待ちしています。また、たくさんの方から「ボッチャの練習をもっと続けたい」というお声をいただいています。こんなに楽しく健康的な活動が、またご一緒にできることを願ってやみません。